2009年12月のアーカイブ

 北海道根室支庁の新規事業『北方領土サミット』の第1回討議が、平成21年12月21日に行われました。

 前回(平成21年11月11日)の北方領土研修を終え、今回から本格的に話し合うことになります。

DSC_2499.JPG

  前回顔を合わせているとは言え、実際に話す機会は少なかったので、始めはゲーム的要素を取り入れコミュニケーションを図りながら進みます。

DSC_2483.JPG 仲良くなったところで、リーダーや書記など役割分担を決めました。

DSC_2497.JPGQ.「今までで印象に残っている返還要求運動は?」

Q.「10年後の返還要求運動は?」

Q.「自分ならこのような運動を行いたい!」

などの難しい問いかけに対し、一生懸命考え、自分の意見を理由を付けて出し合っていました。

次回の第2回討議で若い世代の新しいアイディアがまとまることを期待しています。

 

 北方領土返還要求中央アピール行動は、根室管内1市4町で組織する北方領土隣接地域振興対策根室管内市町連絡協議会の主催で実施しているもので、今年度で4回目となります。

DSCF0088.JPG この中央アピール行動は、毎年12月1日に実施しており、「行進アピール行動」「中央要請行動」「街頭啓発活動」の3つの行動で構成されております。

 

<行進アピール行動>

と き:平成21年12月1日11:30~12:45

ところ:銀座・京橋プラザ区民館~日比谷公園

IMG_4910.jpg 行進アピール行動には、晴天のもと総勢500名が参加し、「島を返せ!」「国民世論を盛り上げよう!」とシュプレヒコールをしながら約2.1kmを行進を行いました。
 別海町からは、町長、議会議長を始めとして千島歯舞諸島居住者連盟別海町支部の皆さんなど6名が参加しました。また、東京・別海ふるさと会の皆さんも一日も早い返還を願い、多数の方々が参加しました。

 

<中央要請行動>

と き:平成21年12月1日

ところ:総理大臣官邸、内閣府、外務省

gazou 046.jpg 行進アピール行動を行った後、根室管内1市4町長、議会議長が、鳩山総理大臣を始めとする関係大臣を訪問し、一日も早い北方領土問題の解決に向けて要請を行いました。

 

<街頭啓発活動>

と き:平成21年12月2日~3日

ところ:新宿駅西口地下広場

IMG_1214.JPG

IMG_4969.jpg 街頭啓発活動として「北方領土展2009in東京」を開催し、「北方領土返還交渉の歩み」「懐かしの島々」などのパネルを展示し、説明を行いました。

 

IMG_1227.JPG 会場では、パネル展示のほかに根室管内の特産品や観光PRを行い、こちらにも多くの方が来場しました。

 

IMG_1223.JPG

IMG_1224.JPG 別海町は、北方四島交流センターの説明員と協力して「なるほど!なっとく北方領土クイズラリー」を実施し、回答者には乳製品を無料で提供しました。

 クイズラリーには千人を超える方が参加し、乳製品を手にされました。

 

IMG_4998.jpg また、12月3日には、前原沖縄及び北方対策担当大臣も来場され、啓発物資を手渡すなど北方領土問題に対する世論喚起を訴えました。

 

 北海道根室支庁の新規事業『北方領土サミット』の北方領土研修が行われました。

 『北方領土サミット』とは、根室管内の中学生を対象として「見つけよう!四島(しま)返還のカギ」をテーマに実施されるものです。

 平成22年1月のサミットまでに1市4町それぞれで、北方領土研修1回、討議2回を行い、各町でまとめた意見を持ち寄ります。

DSC_1728.JPG 平成21年11月11日、別海町での北方領土研修が行われました。

DSC_1729.JPG 別海町からは4名の中学生が参加しています。

 初対面ということもあり、お互い緊張の面持ちです。

 研修では、北方領土についての説明と元島民の方の講話を聞きました。

DSC_1732.JPG

 講話をする千島歯舞諸島居住者連盟別海町支部の臼田支部長

 元島民の方の講話は、当然のことながら実体験のお話ですので、引きこまれるように真剣に聞いていました。

 

 

 北方四島交流(ビザなし交流)訪問事業で国後島を訪問しました。

 平成21年9月10日に根室市(ニホロ)で結団式と事前研修を行い、11日~14日までの3泊4日の日程です。

 北方四島には、行きたくても中々行くことができませんので、今回は多くの写真を掲載して、ビザなし交流の様子や現在の国後島の様子をお伝えできればと思います。

 

【結団式&事前研修】 平成21年9月10日(木)

DSC_0294.JPG

北海道立北方四島交流センター(二・ホ・ロ)での結団式の様子 DSC_0295.JPG

今回の訪問は国後島訪問団(45名)と色丹島訪問団(20名)の2つの訪問団です。

同じ船に乗り込み、国後島経由で色丹島へ向かいます。

団員それぞれが、自己紹介と訪問に当たっての目的などを発表します。

また、団長あいさつや訪問での注意事項等を学び明日からの訪問に備えます。

 

【訪問第1日目】 平成21年9月11日(金)

DSC_0306.JPG

快晴の朝、根室港からロサ・ルゴサ号に乗り込み出発です。 DSC_0398.JPG 5時間ほど船に揺られ、国後島古釜布(ふるかまっぷ)沖に到着

DSC_0414.JPG ロサ・ルゴサ号では大きくて港に入れないので、ここで北方四島への入域手続を行った後、この艀(はしけ)に乗り移り上陸します。

四島のどこへ行くにも、必ずこの古釜布沖で入域手続きを行います。  DSC_0438.JPG 港には、案内してくれるロシア人の方々が出迎えてくれました。

島内では、ロシア人の方々の自家用車に分乗して移動します。

ほとんどが日本車の様に感じました。 DSC_0496.JPG DSC_0447.JPG 国後島での宿泊は「友好の家」です。

友好の家では100Vの電源があるので、日本の電化製品がそのまま使用できます。

DSC_0445.JPG 友好の家に到着するとロシアの歓迎の儀式で迎えてくれました。

DSC_0483.JPG 1日目は移動で終わりました。

遠くの山並みは北海道の知床半島の山並みです。

国後島からは知床半島に沈む夕日がとてもきれいに見えました。

 

【訪問第2日目】 平成21年9月12日(土)

DSC_0553.JPG  2日目はとても多くの施設を視察しました。 DSC_0546.JPG

ロシア正教の教会がありました。

DSC_0672.JPG 古釜布港はどんどん開発が進んでいます。

埠頭を延長して、大きな船でも入港できるようにするそうです。

DSC_0619.JPG行政府の講堂では、日本人も参加してのロシアでの結婚式を再現してくれました。

DSC_0689.JPG

廃墟のようなこの建物は...

DSC_0478.JPG  右のほうに進むと...

DSC_0683.JPG レストランでした。

外観からは想像できないですが、中に入ると意外に普通の内装です。

DSC_0690.JPGレストランから見た街並み

爺爺岳(ちゃちゃだけ)がきれいに見えます。 DSC_0699.JPG

昼食後は古釜布の日本人墓地にお墓参りをしました。

在住のロシア人の皆さんが草刈りなどのお手入れをしてくれているそうです。

DSC_0724.JPG   景勝地の材木岩を見るため、ず~っと向こうの先端まで歩いて移動。

DSC_0759.JPG これがようやくたどり着いた材木岩です。

きれいな柱状節理がとても見ごたえがあります。

右奥の山並みは知床半島。この場所はちょうど羅臼町の向かい側なので、日本の携帯電話も通じました。

DSC_0787.JPG 夕食はホームビジットを行い、交流しました。

この3時間はとても楽しく、あっという間に過ぎました。

 

【訪問第3日目】 平成21年9月13日(日)

DSC_0814.JPG

3日目はあいにくの雨となりました。

この建設中の建物は、幼稚園だそうです。

鉄骨鉄筋コンクリート造で完成すれば国後島で一番耐震性能が良い建物となるそうです。

プールも完備とのことに驚きました。 DSC_0901.JPG

国後島に住むロシア人の皆さんとの対話集会の様子。

この対話集会では、「より良い四島のかたちマスタープラン」の作成を目指して行われました。

DSC_1084.JPGDSC_1078.JPG

市街地散策での店内の様子

多くの商品が並べられています。

DSC_1131.JPG

3日目の夕食は、ロシア人の皆さんとの夕食交流会。

食事をしながら、一緒に歌も歌い、大変盛り上がり夜が更けました。

 

【訪問第4日目】 平成21年9月14日(月)

DSC_1212.JPG

3日間の滞在はあっという間に終わり、帰路に着きます。

DSC_1225.JPG多くのロシア人の皆さんが見送りに来てくれました。

とても温かい歓迎を受け、ロシア人の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。 

 

 

ただ、残念な光景もありました。  DSC_1202.JPG港には廃船があちこちに放置されていました。 DSC_1223.JPG国後島を始め、北方四島には素晴らしい自然が多く残っています。

この自然を大切に守って欲しいと思いました。

DSC_1281.JPG

帰りの船の側を何頭ものイルカが飛び跳ねながら遊んでいました。

DSC_1346.JPG

国後島訪問団、色丹島訪問団ともに全員無事に根室港に到着し、事業を終えました。