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北方領土と安全操業

K.A(国後・泊村二世、地方公務員)

私の祖父と父の兄弟が、昭和17年から終戦までの四年間、国後島古丹消の木工場で働いていました。

古丹消は国後島の北側にあり、対岸には羅臼の町が見え、温泉もあり暖かく過ごしやすいところだと祖母から聞いたことがあります。

父は満州で生活していたため、国後島には一度しか行ったことがなかったそうですが、それでも缶詰工場や木工場があったりとても活気があったといいます。

私も一度ビザなしで訪れましたが、海産物、森林に恵まれた豊かな土地で、景観もよくとても素晴らしいところでした。

今年(2006年)8月根室のカニかご漁船がロシア国境警備庁の警備艇に銃撃され、乗組員1名が死亡、3名が拘束された事件は残念です。

この事件のあと、私もビザなし訪問で択捉島に向かう途中、古釜布で足止めされ、現実の厳しさを思い知らされました。

最初に2島でもよいからロシアから領土を返してもらい、安全操業のできる島にしてもらいたいと思います。